2018.02.08 15:35|今、ここ、徒然




気まぐれ読書 2018

『物には心がある』
著:田中忠三郎

浅草にある、芸術品のようなBOROをたくさん展示する、アミューズミュージアムで出会った本。


本物のエコとは「人を愛する気持ち」

帯のこのコトバだけで、
もう、ノックアウトです。



当時を生きた人たちの言葉が
いちいち心に響いて、
なかなか読み進められません。


便利でなんでもある今の世の中よりも、昔のような自然に近い暮らしの方が、精神性も衣食住のクオリティも、良いんだろうな。
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2017.10.12 09:48|旅行記〜ベトナム
ベトナム旅 in ハザン省&サパ
2017.9.14~9.22


私たちつきひほしのメンバー+フォトグラファーの小澤氏とで、ベトナム北部の村々を訪ね、手仕事のある暮らしを垣間見てきました。今回初めて訪れたハザン省は、まだあまり観光地化されず少数民族たちが普段の暮らしを送るエリア。ハザンの代名詞とも言えるカルスト地形のドンバン高原は、どの景色を切り取っても美しく、映画アバターのような世界が目の前に広がっていました。



あまりの美しさに車を停めては感嘆し、なかなか道を進めないほどでした。




初日に泊まったブラックザオのホームステイ先は、ツーリストの受け入れ体制が万全で、とても快適に設えられた空間でした。
その夜は恒例の少数民族のおもてなし。ハッピーウォーターを何杯も一気飲みさせられ、なんとも楽しい夜になりました。あんなに飲んだのに、自家製のお米やトウモロコシのお酒は一切悪酔いなし。

翌日、ハザン2日目は曇り空でしたが、霧の立ち込める朝の山々がとても幻想的でした。モン族の手織りの工房も訪ね、全て手作業でベトナムの奥地とは思えぬクオリティで製品を作っておりました。

尊い手仕事。こだわりぬいた染め、織り。この工房では全て自然のモノで作られています。
鮮やかな赤や黄色、紫、緑の布も、すべて草木染めで、その工程は47にも及ぶほど。

染料となる植物を紹介して頂きましたが、その辺の草木根なので、英語でもベトナム語でも名前がわかりませんでした。。。

工房を運営していくために、外部の意見も取り入れニーズを汲み取り、こんな山奥の工房で、と思うほどセンスの良い製品を生み出しています。応援したくなる工房です。


そんな手仕事の工房で着ている服はみな化繊の普段着。
ここハザン省は中国とほど近く、中心の街周辺は道路も整っているために、外部から多くのモノが流入しています。そのため多くの民族衣装はほぼ化繊に変わっていました。


そのままの暮らし=オーセンティックではない現実。手織りや手染め、手仕事で作られたオーセンティックな衣を求める私たちにとって、化繊の民族衣装は心に全く響かず。。。
けれども、毎週日曜に立つマーケットに集まる少数民族たちのあの着こなし、センス!しまいには化繊でも可愛い、格好いいとファッションチェックをするほどに。

化繊のプリーツスカートの裾が歩くたびにひらひらと揺れるその姿が、とても可愛いらしく見えてきて、

重いヘンプのプリーツスカートより、軽くて扱いやすい化繊のプリーツスカートの方が、日常着としてはたしかに良いのかも、ですね笑。

そうしてだんだんと、その選択をした彼らの暮らしをそういう選択をした結果、と受け入れている私たちがいました。


でもね、マーケットにいるモン族の女性たちの手元は、みんなヘンプを績んでいました。聞いたところ、冠婚葬祭用に作る文化はまだ残っているそうです。ほっ。


写真は山奥の集落で、モン族の女性たちがヘンプを太陽の光に晒し、白くしているところの図。


日常のこういった光景が、美しいですね。



そして、ハザン省最終日は、3日目に滞在した村からさらに奥地へと、でこぼこのオフロードを進みます。サパまで途中休憩などを含め11時間!!ガイドさんはもうヘロヘロです。眠気覚ましのレッドブルを何杯飲んだことか。。ありがとうを何度言っても足りません。

この時期の山肌に連なる棚田は、一面黄金色に色づきます。

黄金色の棚田で、濃紺色の民族衣装を身に纏い稲刈りする姿は、ナウシカの『金色の野に降り立つ、蒼き衣を纏いし者』あの場面を彷彿させます。


毎年この時期に訪れているのは、その光景に目に焼き付け、願わくば我が身をそこに置いてみたく、収穫の時期を迎える時期を選んで訪れていました。
しかし自然相手のためなかなかその機会に恵まれず、今回やっとその機会が巡ってきたのでした。

今回の旅で一緒に同行したフォトグラファーの小澤氏が、車を停めてくれるので、いつもなら通り過ぎてしまう景色も、その中に投じることができました。ありがたいです。


この美しい光景。
手招きして棚田に招き入れてくれる
人懐こい村の人々の笑顔。
忘れられません。

またまた心惹かれて止まない人たちが増えてしまいました。

このブラックザオ族が住む村は、物理的にアクセスし難く、そのため村の暮らしは自立せざるを得ず、服も自給する他ないわけです。
そういう訳で、今もなお昔のような暮らしが残っているのです。

けれども携帯も持っているし、あの人懐こい笑顔。みんなとてもしあわせそうでした。


物流の発達で外からのモノが入りやすく、民族衣装は化繊に変わり、民族衣装を脱ぐ人も多くなるエリア。

けれども昔ながらの手仕事によるオーセンティックな民族衣装。結婚式などのために手作りする習慣は残り、マーケットでみなこぞってヘンプの糸紡みをしている姿にほっと胸を撫で下ろした私がいました。


そしてサパに代表される、外部から人が多く訪れ、観光地化され民族衣装を着る選択をした村。手仕事も残り、技術も色濃く継がれています。ですがやはり価値観はそれぞれ違うモノ。若い人たちは糸を紡むのを止めてしまったり、刺繍をしなくなったりと、手仕事が薄れゆくのを肌で感じてしまいました。


変わりゆく人々の暮らし。
急速な近代化。


止めることもできないので、彼らの文化を素晴らしいと思うことを、日本の方、現地の方へもフィードバッして、その文化を誇りに思って頂けたら幸いです。



2017.09.24 09:24|今、ここ、徒然




何故に、こんなにも
ベトナム北部の山岳地を訪れてしまうのか。。。


それは、たぶん。
誰が見ても美しい華美なそれではなく、

普通の暮らしの中にある、
人の息吹を感じられる美しさに
魂がよろこんでいるからかな、と思う。


自分たちが着て使う道具だからこそ、
手をかけこだわり抜いた、
アートが生まれる。


そんな暮らしの中にある、
美しさを内包した衣に惹かれ、

その衣の作り手の屈託のない笑顔と、
人柄に触れ、

また彼の地へ足を運んでしまうのです。




その衣が生まれる暮らしは、
あたりまえのように自然と共にあり
人と自然の営みが調和した
美しい景色の中にあります。


厳し環境に生きるからこその、
オーセンティックな暮らしの中にある、
美しさを内包した衣たち。

この旅の報告を兼ねて、
11月に企画展を行う予定でいます。




《 飲食衣服は大薬なり 》

「食」は身体の内側から
「衣」は身体の外側から

呼吸する皮膚にどんな衣を纏おうか。


自然のままのいのちの衣を
手から生み出す

【衣+食+ヨガ】の2日間。


静かな森林に囲まれた古民家の
安らぎの空間で過ごします。


【食】内側からの食は、
地元で薬膳料理教室enを主宰する
円道さんによる秋の食養生ランチを。


【ヨガ】カリンバやライアーで
優しい音色を奏でてくれる樹乃さんと。
自然とハーモナイズする音ヨガを。


【衣】は、つきひほしのふたりで
お送りいたします。


ちくちくする衣のカタチは、
羽織り(A)とドルマンワンピース(B)の2型
どちらかをお選びください。

A)羽織り


少数民族衣装の型と同じ羽織りになります。


B) ドルマンワンピース



秋冬仕様の厚手のリネン100%で作ります。
ウールも加わるかもしれません。

自然から頂くお色は、
背高泡立草を予定しています。



【スケジュール】
1日目 (10/14)
電車の方は、
藤野駅13:00集合
13:30 花摘みへ
14:30 草木染め&ハナイロ染めWS
18:00 温泉&夕ごはん
20:00 フリータイム
22:00 就寝

2日目(10/15)
6:30 朝ヨガ
7:30 お散歩&朝食
9:00 ちくちくWS Part1
12:00 薬膳ランチ
13:00 ちくちくWS Part2
15:00 片づけ&シェアリング
16:00 解散

【場所】
おおだ山荘 相模原市緑区日連1411

【アクセス】
⚫︎電車の場合
JR中央線 藤野駅より 徒歩30分
⚫︎お車の場合
中央自動車道 相模湖インター より3分

【定員】7名

【持ち物】
動きやすく汚れても良い服装、エプロン、お裁縫道具、ゴム手袋、染めたい布(250gまで持ち込み可 目安長袖Tシャツ1枚程度)、お泊まりグッズ

【参加費】
22000円
※ 含まれるもの : WS代、宿泊代、ヨガ、2日目の食事(朝、昼、おやつ)
※含まれないもの: 現地までの交通費、1日目の夕食、温泉代、材料費。

【材料費】
A) リネンの羽織り 4500円
B) リネンのドルマンワンピース 6000円

【その他 染め材料】
リネンストール 4000円
シルク大判ハンカチ 1200円
シルク靴下 800円
精錬下処理済み、すぐに染めて頂けます。



【キャンセルポリシー】
キャンセル料7日前から2日前まで10%、前日20%、当日全額が発生いたします。ご了承ください。


【お問合せ.申込み】
mail: tsukihihoshi81@gmail.com
tel : 09014297432 (たけうち)

【お申し込み】
1.お名前
2.当日の連絡先
3.E-mailアドレス
4.会場までの交通手段〈電車or車〉
駅までの送迎 〈要.不要〉
5.作る衣のカタチ 〈A or B〉


【申込み〆切】
10月7日まで


*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*

自然のままのいのちを纏う衣、
手から生まれるものの豊かさ、
優しさ、美しさを一枚の衣に込め、
いのちのよろこびを纏う暮らしへ。

いのちある衣生活の
ちいさな一歩を今ここから


つきひほし webサイト
https://tsukihihoshi.jimdo.com

お問合せ
tsukihihoshi81@gmail.com

*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*






とうとう、冬物に手を出します♪

自然素材の綿で暖かいインナーベストを作れるんじゃないかと思い、講師の方をお呼びして、昔ながらの綿入れのやり方を教えてもらう機会を設けました。

レザーやダウン、合成繊維じゃない、自然素材の冬物。こっちを着たい!

昔ながらのはんてんやちゃんちゃんこ。かつては家庭で作られてきました。

冬の衣服がウールや合成繊維、ダウンに取って代わり、作られる事も、目にする機会も減ってしまいましたが、その技術を継いで伝えている方がおりました。

はんてん屋さん
HP http://www.hantenya.jp


WSの会場は、藤野で棉を育て紡ぎ、衣の自給を目指すくらしてさんです。

全二回に渡って、綿入れベストを作るWSを開催します。

直近のお誘いで申し訳ないです。
このタイミングで参加できる方、一緒にちくちくしましょう♪


【わた入れベストを作るワークショップ】


8/31(木)、2回目9/28(木) の全2回
10時~16時
場所 くらして
相模原市緑区日連68-1 大和屋2階


詳細はお問い合わせくださいー♪
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プロフィール

たけうちくりこ

Author:たけうちくりこ
自然をこよなく愛し、色*音*香りで自然を体現する森の人。ヨガで深めた意識と自然(森)が拡げた意識が交わる豊かな世界で、のびのびと生命のよろこびと共に生きています。
2008年にヨガの師であるニーマル氏と出会いヨガの道へ。2010年より森林保全の活動に関わり、自然とのつながりをテーマに草木染めを始める。染めて縫う手作り服ワークショップを定期開催。
消費から創造へと、暮らし方をリデザインする、いのちのがっこうを主宰。

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