竹楽器づくりWSレポート
2013.12.25 17:37|竹のこと|

12/14(土)フィリピンからエドガーバナサンの来日あわせ、フィリピンの復興をお祈りするライブ&竹楽器づくりのWSが藤野は綱子でありました。
真冬並みの寒さのなか、ゆるゆるの飛龍さん辻田さんの協力の元、焚火を囲んでトガトンの演奏や、ドラム缶ピザなど、和やかでかつ、ときおりトランス的な、とても楽しいひと時をみなさんと過ごせました。ありがとう!
ワークショップはまず、楽器トガトンの材料、竹の伐採から。
2チームに分かれて、なるべく長い節の竹を2本選んで伐採。

こどもだって、女子だって出来ちゃうもんね!
適当な長さに切って運搬。
みんな仲良くえっちらおっちら。


こんな体験、都会ではなかなかできない。
竹林より徒歩3.4分の本日の会場太鼓ハウスへ。
ここは限界集落にある珍しいライブハウス。
翌日はアフリカンなアサンテのライブもある。もちろん、竹ツアーズの締めくくりに参加してきました!
節の長さを調節しながらカットして、途中の節を抜いて、ドガトンの製作。
ここの工程、携帯の電池がなくなって…写真なし。写真もらったらくっつけておきます。
音程を長さで変えて、地面に打ちつけながらの演奏。大地をつたって体に振動が伝わってくる!
倍音の振動が気持ちよい~^_^
トガトンは、フィリピンの山岳地帯のヒーリング用の楽器だそうで、ほんの少し前まで、病気はシャーマンが祈りや儀式で治していたんだって。
今回のイベントは、響、祈、煌をテーマにしたチャリティーイベント。フィリピン台風からの復興を祈って、焚火を囲んで、みんなでトガトンを演奏しました。
初めにエドガーさんのチャンティング。
フィリピンのチャンティングは、リズムだけがあって、その時のインスピレーションで言霊をのせていくんだって。リズムにその時の想い、心を乗せていくなんて、なんだか素敵。
国が違うと文化や考え方、経済の状況もそれぞれ違う。このイベントを機に、EDAYAの山下さんたちとたくさんの時を過ごして、価値観が違う世界に触れて、私の中の小さな世界が拡がっていくのを感じました。
満天の星空の下、ドラム缶ピザを食べたり、お話ししたり、ゆるやかなほんとうにしあわせな時間。
火を囲んでいると、ふいにトガトンの、演奏がはじまる。
クセになるんだな~。この音。
フィリピンの儀式の時は、一晩中奏で続けると聞いて、えーーっ⁉︎だったけど、なんだかそうなるのがわかる。
自然と奏でてしまっていたもんな~
なんとも穏やかなトランス的風景。
トガトンの響きと笑い声が山の中に木霊していました。
きっと本質的に、こういうの求めているんだと思う。

すんごくいい雰囲気。
自然も含むで、みんなと一体感を感じたし。すごく調和していた。
綱子地区の自治会長さんでもある飛龍さんは、自治会会議はこれやりながら!だって。おもしろーい。
きっと自然にとっても人にとっても、良いことが決まる会議になると思う。
ぜひやってもらいたいな~笑。
最後に、ピザ焼職人のごとしな飛龍さん、淡々とピザの仕込みをしてくれたゆきよちゃんズ、場所を提供してくれた辻田さん。どうもありがとう~
いつもあたたかく迎えてくれて、ほんと綱子の人の魅力にハマってしまいます。
藤野のチベット綱子にて、竹の倍音と人の発するエネルギーに魅了されたひと時でした^_^
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