スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

手績み手織りのヘンプスタディ

2015.09.15 22:04|旅行記〜ベトナム
ヘンプの一連の行程を学ぶため、
他の村のお家へ移動。


途中の棚田が美しい。







まず、こちら、収穫したヘンプの茎。
長さが180センチくらい。
ここから麻の繊維をとっていきます。





収穫後、
雨に濡らさないよう3日ほど天日干し。
(濡れると強度が落ちるそう)


こんな感じにして立てておくそう。





保管していた麻の茎を
なるべく同じ幅になるように裂いていきます。

湿気がある方が裂きやすく、
モン族の土間の暮らしは
湿気がある程度保たれ、
理にかなっているのだそうです。







繊維は束ねて保管。








その繊維を木臼でついて、
柔らかくしていきます。




えんやこら、
30分続きます。





そうして、
その繊維を撚り合わせて、
2.3キロになるまで繋いでゆきます。





手織りの生地を作る中で、この行程が一番時間がかかるそうです。


腰に繊維を引っ掛け、手にぐるぐると巻きつけながら、空き時間を利用していつでも何処でも。

写真はマーケットでの様子。
街中で糸紡みする女性を沢山みました。




みんなで練習するの図。
おばちゃん、簡単にやるけど。
難しい。




こうして繋いだ繊維を水に30分くらい浸してから、糸を撚ります。


足踏み式、糸撚り機。





竹の道具を使ってコントロールしながら4本の糸を一気に撚っていきます。





撚り合わせた糸をかせにします。

かせにしているところの写真は
撮り忘れてありません~





前回のサパ訪問の写真より。





糸かせ後、
まとめた糸を柔らかくするため、
灰汁で1週間煮ます。

毎日水をかえながら煮て、
川ですすいでまた煮るを繰り返し、
6日後、煮る水が綺麗になった頃
ミツロウを入れた水で煮て
やわらかくします。

灰が麻の繊維の中のゴミをとり除き
糸の色が白くなり、かさも半分くらいになります。


糸縒り後の状態





灰汁で煮た後。





その後、木と石でしごいて繊維を柔らかくします。

みよ、この妙技。




最終的に、糸は右の状態に。
だいぶ白くやわらかさが増しています。





そうして、やっと織りへと続きます。


奥の緑の繊維から、
手前の白い糸を作るまでの
たくさんの行程。






やっと織りの行程です。
機織りの音のリズムが心地よく響きます。





1日で1mほど織り上げるそうです。





途中で縦糸が切れたので直しています。





この村の織りはとても小幅でした。





以上が織りまでの一連の行程。
果てしない。

布、されど、布。
衣をまとうの尊さを肌で感じました。


自然のリズムに則して手仕事と共に生きる、モン族のオーセンティックな暮らし。

感動しっぱなしです。



さて、さて。
織り上げた後は藍染めをして、モン族独特の真っ黒な藍染の布に仕上げて行きます。


藍染め編へ続く。
スポンサーサイト

コメント:

非公開コメント

10 | 2017/11 | 12
-
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

たけうちくりこ

Author:たけうちくりこ
自然をこよなく愛し、色*音*香りで自然を体現する森の人。ヨガで深めた意識と自然(森)が拡げた意識が交わる豊かな世界で、のびのびと生命のよろこびと共に生きています。
2008年にヨガの師であるニーマル氏と出会いヨガの道へ。2010年より森林保全の活動に関わり、自然とのつながりをテーマに草木染めを始める。染めて縫う手作り服ワークショップを定期開催。
消費から創造へと、暮らし方をリデザインする、いのちのがっこうを主宰。

テーマ

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。